NEWテンカラロッド　WESSEX 嶽

NEWコンセプトテンカラロッド!! 振り出しの延べ竿ではなく、小継のガイド付きとなっていますので、テンカララインの長さを調整できます。 これは結構メリットが大きく、渓流ではラインを伸ばしたい時よりもむしろ短くしたい時のほうが多いもの。木が茂っているところは短くして流したりできます。 流している最中にラインを少しづつ伸ばしてもよいと思います。 ラインを指先でつまんでクイクイ動かして毛ばりにアクションをつけたり、アタリをとっても良いでしょう。

また、高い木の枝に毛ばりを引っ掛けてしまった時も、穂先が届く高さであればラインをトップガイドまで引いて枝に引っかかった毛ばりをトップガイドで押すようにすれば簡単に外れます。延べ竿ではこうはいきません。 ラインを巻き取るのはリールではなく、バット部分についた手ばね竿に似た糸巻きに収納します。

エクステンションブランクの着脱により、長さが変換可能。

グリップから数えて4番目の2本線が入ったブランクをつけるかつけないかで長さを変えられるという仕組みです。行く釣り場に応じで長さをチェンジできます。 また、移動の際には、ルアーロッドに糸を通したままたたむようにして3分割くらいにすればいいでしょう。 振り出し竿のメリットはすぐにシュルシュルと伸ばしたり短くしたりできることですが、まあ釣り場についてゆっくり気持ちを落ち着かせて小継竿をついで、ラインを通すというのも良いものです。 延べ竿はどうしても仕舞寸法が短くなるとブランクの直径が太くなってしまい、突っ張りやすくなりますが、これならブランク径が細いまま、また、ちゃんと曲がる竿が作りやすいこともあり、ガイド付きの竿であるスパインの位置出しも確実で振り心地が良いです。 パラボリックですがバネのあるキャストが可能です。 デメリットは風圧で多少ラインがバタつくのですが慣れれば気にならない程度かと思います。フライのようにフォルスキャストはほとんどしませんので。