はい。このコーナーでは私がちょっとした気づきから実践してみて良かったと感じたDIYについてたまに紹介していくコーナーです。

～第１回のお話は～

WESSEXトラウトロッドベイトモデルのWSE-C/5、WSE-C/5SPはバットフェルールに金属フェルールがついていて、俗にいうチャンピオンフェルール（約9.2～9.5ｍｍ）とか、チャンピオンフェルール対応のグリップが使えます。

WESSEXグリップも現段階ではチャンピオンフェルールを取り付け可能な径の樹脂コネクターが内蔵されているのでWESSEXトラウトロッドだけでなくチャンピオンフェルールがついたロッドにつけることができます。

で！今回はチャンピオンフェルールを締め付ける樹脂コネクターのグリップではなく、金属の３本爪型ジョーでフェルールを締め付けて固定するタイプのグリップを使っている方に対しておすすめのDIYです。

丁度、電動ドリルのクランプジョーのような３点支持のシステムにより金属の爪で金属のフェルールを締めこんでいるのでどうしても樹脂に比べると食いつきが悪いのは否めません。

元々、バス釣りのオールドタックルをトップウォーター好きな人々が多用しているグリップですので、渓流のミノーをアクションさせるみたいに激しくトゥイッチすることもあまりないので、その場合はフェルールジョイント部分が緩んできてしまうことはほぼ無いと思いますが、近年の渓流ベイトタックルブームの多様性から、チャンピオングリップタイプのオールドスクールスタイルを好んで使用するアングラーも増えてきました。

★使用中に緩むという人、緩まないという人様々ですが、緩んできてがたつきが生じたときにまた一々締めるの面倒という人に朗報★

フェルールが9.2ｍｍ～とかなのでφ10ｍｍの熱収縮チューブをフェルールの長さに合わせてカット。

あればヒートガン、なければハイパワーのドライヤーや電気ストーブで過熱してチューブを収縮させる（過熱しすぎは厳禁！エポキシが解けます）縮んだら即！過熱をやめる。

金属フェルールのゆるみ止めカバー取付完了！

これやると、全然緩まないです！お試しください。

ただし、樹脂コネクタータイプのグリップにつけるときにはカバーをむしり取らないと入りませんのであしからず。